発行周期:週刊                              第6号              

・・・・・ なんでこうなるの??・・・・・


概要

フランス在住の著者が、国民性の違い、習慣の違いから起こるハプニング、
日常の生活の中で思ったことを、独断と偏見をまじえてここに公開。
日本の常識は、通用しません。
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待合室でのエピソード

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さあ、今週は前号の続き、待合室でのエピソードです。
駅の観光案内所は、入り口から入るとちょっとしたフロアーがあり、受け付けがあります。
そこのフロア−で立って待っているわけですが、そう何百人も待てるほど大きくはありません。
私も子供があきるので、出たり入ったりしていました。

そこに2人の東洋系の女性の観光客が入ってきました。
切符を手に持っています.
受け付けに行くと「ボンジュール」も何も言わずに、文句を言い始めました。
こちらの人達は文句をいう時でも、「ボンジュール」から始めます。

だんだん声が大きくなるので、話の内容がわかりました。
昨日取った切符の日にちが違うらしいのです。
その人たちは11日の切符を頼んだらしいのに、切符では12日になっているようです。
11日にホテルもとってあるのに、どうしてくれるの?と物凄いケンマクです。

受け付けの人も最初は「こちらのミステイクなので、今から予約を変更します。」と言っていたのですが、
なにしろイースターのお休み、希望の電車はとれないようです。
夕方到着の電車が空いているようですが、彼女達は納得しません。
そこで一時の間、押し問答が繰り返されました。時間にして30分ほどでしょうか。

でもとれないものはとれないし、彼女達も最後にはあきらめたようです。
押し問答をして入る間に、この電車も空席がなくなる可能性もあるし、行かなければホテルにも入れません。

ただこの人達は一言でも、謝ってほしかったようですが、こちらの人は自分の過ちでもそう簡単には
謝りません。ましてこの受付の人が間違えたわけではないのですから、謝るわけがありません。

私が思うには、彼女たちにも落ち度があります。
切符を渡されたら、普通はまず確認します。
日にち、時間、人数等。
それもしないで1日おいてからくるのは、ちょっと浅はかなように思いました.

そしてそれからまもなく、また一人の女性がすごい勢いで飛び込んできました。
受け付けを通りすぎ、次の人を待っている窓口に行き何か言っています。
係りの人は首を横に振っています。
周りの人達にも理由がわかったようです。

番号札を見せていますので、自分の順番が過ぎてしまったのでしょう。
みんな一斉に見ています.
その人がもし順番が過ぎているのにもかかわらず、ここで切符がとれたら
多分みんなは怒り出すでしょう。
全員、3時間近く待たされているのですから・・・
その人は他の窓口にも行きましたが、結果は同じ。

待っている人達も、なんとなく安心したようです。
その女性は今度は一人の女性に番号を見せて、愚痴を言っています.
なかなか順番が来ないので、2時間ほど買い物に行ってきたとのこと。
見ると両手に袋を下げています.
でもだれも同情しません。当たり前ですよね、その人の番号は1時間以上も前に過ぎているんですから.

夜、7時になりました。観光案内所のドアが閉まります.もう入れません。
あきらめて帰った人も結構いたのでしょう。
番号がどんどん進んでいき、やっと私の番になりました。
私の後ろにはまだ沢山の人達が待っています。
係りの人達はそれでも、いやな態度はとりません。さすがに疲労は隠せないようですが・・・

以前イタリアの市役所で結構長い時間、待ったことがありました。
混むことは知っていたので、朝早くから並んでいたんです。
お昼の12時になった時、「テルミネ」と一言、わたしの5,6人前できられてしまいました。
朝の8時頃からならんでいたのに〜、それはないよと思ったのですが、そこで終わり。
みんな口々に文句を言っていますが、本気で怒っている人はいないようです。
多分、慣れているんでしょうね!

私が思うには、昼間なんだからもうちょっと窓口の人を増やすとか、手際よく仕事をするとか(というのも、
一枚の書類を作るのにあちらの窓口、こちらの窓口と行かなければならないんです。
まして終わりそうもなかったら、途中から入れないとか、色々考えられると思うんですが・・・。
(まあ最近はこういうところで並んでいませんので、改善されたかもしれません)
全てお国柄です。

次号はいよいよイタリアに出発。
どんなことが待ち受けているやら・・・

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