発行周期:隔週                              63号              

・・・・・ なんでこうなるの??・・・・・ 】

目次  スフラーノからのお知らせ
                 なんでこうなるの?? (教員のスト)   


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* スフラーノからのお知らせ *

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・・・・・ なんでこうなるの??・・・・・

概要

フランス在住の著者が、国民性の違い、習慣の違いから起こるハプニング、
日常の生活の中で思ったことを、独断と偏見をまじえてここに公開。
日本の常識は、通用しません。

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教員のスト

5月13日に教職員の大掛かりなストライキが予定されております。
フランスの先生はよくストライキを起します。

4月下旬のイースターの後、すぐにスト。
そのあと一週間は平常どおり、子供達は学校に行きましたが、
その次の週はまたストで学校がお休み。
そして今度の大掛かりなストライキ。

うちの子供は小学校に通っています。
子供達は学校がお休みになって喜んでいますが、大変なのは親です。
働いている親はその度に有給休暇を取らなければなりませんし、
休暇が取れない親はその日一日、子供を見てくれる人を
頼まなければなりません。

また子供がある程度大きくなると、朝子供を送り出した後仕事に行き
夜はそれほど遅くならずに帰ってくるお母さんもおります。
子供には学校が終わった後少しだけ留守番をしてもらい、昼食は学校で
食べさせるので子供の面倒を見てくれる人を頼まなくてすみます。

このような親はストライキの度に、一日子供の面倒を見てくれる人を
探さなければならないので大変です。
教員ストの度に忙しい思いをして、またお金も余分にかかります。

私は外に仕事に出ているわけではありませんが、それでもそれなりに
スケジュールをたてていますので、これが全てくるってきます。

フランスは教員だけでなくよくストライキをしますが、その度に
あちらこちらでたくさんの人が迷惑を被っています。
ストは権利の行使であり、必要にせまられているのだと言うことをよく聞きますが、
それにしても学校の先生のストはあまりにも多いのではないかと思います。

またお休みの多いこと。
こちらの学校は土日と水曜日がお休み。
ストをすれば少なくとも連休で、2日はお休みとなります。
また先週もそうでしたが、木曜日は祭日でお休みとなりましたので
いつもはお休みの水曜日に学校へ行き、木曜日から日曜日まで
連休としました。

こちらではこのようなお休みの取り方を「ポン」と言って一般の人も
やりますが、もちろん働いている人全てではありません。
公共機関はもちろんしません。
ただここの小学校はよくこの「ポン」を行います。

近所に住んでいるお母さんは、「4月の終わりから先生のスト、そして学校の
ポンのために子供を一日見てくれる人を探すだけで疲れた」と言っていました。

また水曜日は通常学校がお休みのため、習い事、スポーツのクラブに
通っている子もいますが、行く時間が昼間ですともちろん行かれません。
うちの子は夕方ですが、学校が終わる時間にクラブが始まりますので
水曜日に学校がある日は学校が終わる時間に車で待機していて、
学校が終わると同時に車を飛ばして行くということになります。

また朝は朝で日本語学校に通っていますので、この学校が終わると同時に
車を飛ばして現地の学校に連れて行かなければなりません。
朝現地の学校を休ませているので、遅刻をして午後学校にでると
やはりあまりいい顔はされません。

時間がぎりぎりなので、昼食は車の中です。
子供も大変ですが、こちらも水曜日に現地の学校があるとドッと疲れます。
ただ現地の学校を休ませられるのも、もう少しかなという気はしますが・・・。

今度の13日は各都市で5〜7万人の教員がストのため、町の中を
ねり歩くようです。
朝から主要道路も閉鎖されるところもあり、会社に通う人もいつもは
車で行くところを 歩かなければならないようです。

親だけでなく一般の人もそれなりに影響を受けます。
以前イタリアで聞いた話ですが、「ストをやるにはたくさんの人が迷惑を
被らないと良い結果がでない」ということでした。

それにしてもこちらの先生は日本の先生と比べれば、かなり楽ではないかと
思います。
例えば、日本の先生は授業の後クラブの顧問とかですぐに帰れませんが、
こちらでは子供を迎えに行くと、子供より早く先生が駐車場に現れます。
もちろん全ての先生ではありませんが、それでも授業が終わってから
10分後には先生も帰ります。
日本の学校と違い、授業の後は門が閉まってしまいますので
学校の校庭で遊んでいる子はおりません。

フランスはただでさえ休日が多い国です。
それプラス夏休み、バカンスとほとんど毎月続けて休みがあります。
一般の人が愚痴をこぼしたくなるのもわかるような気がします。


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