発行周期:隔週 第53号
【・・・・・ なんでこうなるの??・・・・・ 】
●目次 スフラーノからのお知らせ
なんでこうなるの?? (ブレーキが効かない!)
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* スフラーノからのお知らせ *
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・・・・・ なんでこうなるの??・・・・・
概要
フランス在住の著者が、国民性の違い、習慣の違いから起こるハプニング、
日常の生活の中で思ったことを、独断と偏見をまじえてここに公開。
日本の常識は、通用しません。
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ブレーキが効かない!
この前はじつに命の縮む思いをしました。
二人の子供を乗せて、車を走らせていたところブレーキが効かなかったのです。
じつは車の点検に出したのですが、点検後なんとなくいつもと違う感じがしました。
ブレーキを踏むとハンドルが微妙にぶれるんです。
この車はいつもは私が運転していますし、微妙な違いはすぐにわかります。
主人に聞くと、点検後に多少の違いはあるだろうと言うことです。
確かにクラッチなどを変えると、今までとは感じも違います。
それでもなんとなく納得がいかないまま、次の日となりました。
この日は行く所があちらこちらとあり、また時間的にも余裕がとれないので
ある程度、スピードをあげなければならなかったのですが・・・。
まず朝方早く子供達を乗せて、家を出ました。
車優先道路を走っていたときに、なんか異様な匂いに気がつきました。
しかし車のランプは異常を知らせてはいません。
他の車かな?と思いましたが、気になります。
車優先道路を出ると、前は渋滞です。
前の車がブレーキを踏みました。
もちろん私もブレーキを踏んだのですが、なんと・・・。
ブレーキが効きません。
いくら踏んでもフカフカとまるでポンプでも踏んでいるかのように、手ごたえが
ないのです。
このときはさすがにあせりました。
後ろには子供が乗っています。
前の車は完全に停止してはおりませんが、のろのろの渋滞です。
車を止めなければ、ぶつかるのは目に見えています。
雨は降っているし、最悪!
なんとかギアとサイドブレーキで、ぎりぎりで止まることができました。
じつはサイドブレーキも点検後、前のように遊びがなかったので、勢いよく
引くとスリップの可能性が充分あったのです。
「フーツ!」
子供達も異常に気がついたのか、「車、おかしいの?」と聞いてきました。
「ブレーキがよく効かないんだけど、心配ないよ」と答えていました。
以前他の車にぶつけられた時、上の子供はよっぽど怖かったのか、
それ以来、車の中ではどんなに眠くても、寝ないようになりました。
今はやっとその怖さが薄らいできたのか、車の中で寝るようになりましたが・・。
それからは渋滞もありましたが、車間距離をおいてのろのろと走っていました。
子供をどうしても送っていかなければならず、スイスに入るため税関を超える必要が
ありました。
税関では車は止まらなければなりません。
運を天にまかして、税関に入りました。
何とか車を一時停止させることができ、税関を通過。
そこから、このまま目的地まで走らせようかと思いましたが、やはりリスクが
大きいようです。
ジュネーヴの町は朝のラッシュで渋滞です。
主人に電話をして、代わりの車を持ってきてもらいました。
子供は約束の時間には遅れましたが、何とか送ることができました。
そのまま変わりの車を使い、夕方家に帰ると問題の車があります。
主人がまた以前の修理工場に持っていき、直してもらったということです。
文句は言わなかったそうです。
家に帰るまでは、絶対に文句を言ってやろうと思っていたのですが、
やはり時間も経ちましたし、こちらも忙しかったのでその気も無くしていました。
そこは今までもよく車の点検に出していたところです。
今まではこのようなことは無かったのですが・・・。
そこでその日はこの車を運転することも無く、次の日となりました。
でも車を運転していて、やはりおかしいのです。
今度は私が修理工場に持っていきました。
最初は昨日からの経過を説明しても聞いてくれず、まるで私の運転が
悪いかのように言われましたので、こちらもさすがに頭にきてしまいました。
こういうこともあるかと思い、修理工場のレシートも用意していたので、
「これからもしブレーキのせいで事故を起こしたら、調べればわかるし、
この工場の責任問題だね!」ともう脅し半分。
じつはこの後もある程度走らなければならなかったのです。
だましだまし走ることは出来るかなと思いましたが、やはり心配です。
その上、また子供が後ろに乗ります。
結局修理工場の人が折れて、ベテランの人が見てくれました。
その結果、やはり工場のミスがわかったのです。
その修理工の人は私もよく知っている人で、その人が教えてくれたのですが、
ブレーキを点検する際の初歩的なミスだったそうです。
今まで見た人は、初心者でこの順番を知らなかったそうです。
この人はもうどんなに走っても問題は無いと、言ってくれました。
確かにその後は前と同じ感じで走れました。
用事を済ませ家に帰るなり、主人にも一言文句。
やっぱり腹の虫がおさまりません。
事故でも起こしたら、いっかんの終わりです。
病院に行くことはなくても、時間の無駄だし、私にとって車は必需品です。
無くては困ります。
結局主人は修理工場の人に、謝罪をするよう公式文書を送りました。
こちらはその場で文句を言ってもあまり効果はありませんので、何かあった場合は
責任者に公式文書を手紙でだします。
その結果、所長みずから電話がかかってきて、謝罪をしました。
ただもし日本なら、お金を返すとか、今度の点検は多少安くするとかあると
思いますが、こちらはそういうことはまずないようです。
これもお国柄の違いでしょうか???
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この前のお話を知りたい方も、どうぞ!