発行周期:隔週                              48号              

・・・・・ なんでこうなるの??・・・・・ 】

目次  スフラーノからのお知らせ
             なんでこうなるの?? (イノシシ狩り)   

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* スフラーノからのお知らせ *

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・・・・・ なんでこうなるの??・・・・・

概要

フランス在住の著者が、国民性の違い、習慣の違いから起こるハプニング、
日常の生活の中で思ったことを、独断と偏見をまじえてここに公開。
日本の常識は、通用しません。
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イノシシ狩り

今週から学校も始まり、我が家の生活も以前と同様慌しくなりました。
町の中のお店も開き、また活気が戻ってきました。
(まだバカンス休みを取っているところもありますが・・)

また狩猟の時期にも突入し、日曜日などは銃を肩にかついで猟犬を連れて
いる人も見かけます。
まだ狩猟は前面解禁というわけではなく、イノシシが対象です。

山の中に入るのは、少し気をつけなければ・・・
というのもこの時期は毎年、事故が起こります。
獲物だと思い撃ったら、なんと人間だったとか・・

狩猟の免許を取るには、それなりに規則を勉強するのですが、
最初はしっかりと守っていても、そのうちないがしろになってしまい、
目的物を確認せずに撃ってしまうと、事故になります。

この前も民家からそれほど離れてはいないところで、大きな動物が動く気配がするので、
獲物だと思い撃ったら、なんと牝牛だったということがありました。
この牝牛は殺されてしまったので、牝牛の持ち主が損害賠償を請求しました。

狩猟をする人たちは保険に入っているので、この賠償金は保険会社が
払いましたが、もちろんこの人の免許は取り上げ、また刑務所に送られます。
「ごめんなさい」では済まないわけです。

ただこの牝牛を飼っていた農家の人は、今までお金と時間をかけて
この牝牛を育ててきたわけです。
それなりに愛着も持っています。
どんなにたくさんの牛を飼っていても、牛それぞれに個性があり、
私達が見ていると、全ての牛はどれも皆同じに見えるのですが、
持ち主にはわかるようです。

牛が撃たれてお金をもらったからといって、それだけでは済まされません。
これからこの牛がもっと大きくなれば、まだまだこの牛からは
お金も入ったでしょうし・・

今からまた牛を新たに飼い、またこの牛ぐらいに大きく育てるのも
時間とお金がかかります。

この牛を撃った人の話によると、民家の近くだったけど1箇所だけが
ごそごそと動いていたので、イノシシだと思ったそうです。
周りは草が高くしげっていて、獲物の姿はまるっきり見えなかったそうです。
まあ、普通牛は群れをなしていますし、まさか1頭の牛だけが
そこにいるとは思わなかったのでしょう。

それにしてももうちょっと確認をしていれば、刑務所にも行くことも
なかったし、これからもずっと狩猟を楽しめたのに・・

しかしいつの場合でも、「後悔、先に立たず」。
ただ人を撃ったりしなかっただけ、まだましです。

この話を聞いて、「まず民家の近くなら、特に獲物かどうか確認するのが
あたりまえ」と狩猟をする人達は、口をそろえて言いますが、
民家から離れていた場合は、確認もあまりしないのかな?と
疑問に思います。

この前はまた人のとうもろこし畑にどんどんと入り、とうもろこしが
ふみつぶされて、大変な損害になったとテレビで放送されていました。

狩猟が好きな人はたくさんいますが、人に迷惑をかけずに
やってほしいものです。


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