発行周期:隔週                              47号              

・・・・・ なんでこうなるの??・・・・・ 】

目次  スフラーノからのお知らせ
          なんでこうなるの?? (習慣)   

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* スフラーノからのお知らせ *

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・・・・・ なんでこうなるの??・・・・・

概要

フランス在住の著者が、国民性の違い、習慣の違いから起こるハプニング、
日常の生活の中で思ったことを、独断と偏見をまじえてここに公開。
日本の常識は、通用しません。
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習慣

日本にいたときのことです。
歩行者用の信号が青になり子供達が一歩踏み出したとき、車が子ども達のすぐ
目の前を走り去りました。
こちらも一瞬青ざめましたが、もっとびっくりしたのは子供達だったようです。

ほっとしたとたん、子供を叱りつけていました。
以前から信号が青になってもすぐに飛び出してはいけないと教えています。
子供の言い分は「すぐに飛び出してはいないよ。緑になったからわたろうとしたら
車が目の前を通ったんだから・・・。
悪いのは車でしょ?」

「車だって青になれば走り出すんだから、右と左を見なきゃだめじゃない」と私。
「なんでこっちの信号が緑になって、車の信号も一緒に緑になるの?
そしたらみんなぶつかるじゃない。フランスは違うよ」
(子供は信号の色は青ではなく、緑と言います。確かにそのとおりなんですが・・)

考えてみると私は日本に長く住んでいたので、日本に行くと自然に日本の習慣に
したがっていたようです。
歩行者用の信号が青になっても、右折の車がくることは知っていますから
それなりに気をつけていますが、子供達はフランスとかスイスの習慣のままです。

フランスでもスイスでも歩行者用の信号が青の時に、右折などの車が通ることは
ありますが、どちらかというと歩行者用の信号が先に青になるのでしょうか。
歩行者が渡り終えたら車が右折という感じです。

私も車を運転しますが信号が青になり、右折や左折をするときには歩行者が
もう渡っていますので、歩行者が渡り終えてから車が曲がる感じです。

ですから歩行者用の信号が青になると同時に、歩行者より早く車が走り出し、
歩行者の目の前を走りすぎるということは、まずないように感じます。

お恥ずかしい話ながら毎日運転をしていながら、歩行者用の信号と車用の信号が
同時に青になるのかどうかはっきり覚えていなかったので、多分同時に青に
なるのだとは思いましたが、子供には答えることができませんでした。
よく考えてみると車の停止線と横断歩道の距離は、日本より離れているような
気がします。

ですから歩行者と車の信号が同時に青になっても、車が横断歩道に
差しかかる時には、もう歩行者が渡っているということになるのではないかと
思います。

これも考え違いかもしれませんが・・・。

習慣というものは恐ろしいもので、体で覚えていることが結構あるようです。
このごろはなくなりましたが、以前は日本に着いてすぐ車を運転すると、
他の車が走っているところはいいのですが、たとえば団地の中など
車が前にも後ろにもいなくなったとき、曲がって気が付くと反対車線を走っていたと
いうこともありました。

一回は前に車が見えても自分の間違いにすぐ気づかず、「なに、あの車?」と
相手のせいにした後に間違いに気づき、斜線をあわてて変更したこともありました。
距離はまだ十分にあったので事故にはなりませんでしたが、相手の人も
慌てたと思います。

あの時の運転手さん、ごめんなさい。
すごく怖い顔で睨まれたのを覚えています。

またライトをつけようとしてワイパーを動かしてしまったり・・・。
サイドブレーキをひこうとして、無意識に右手が動いてしまったり・・・。

無意識に手がいつもどおり動いてしまうのですが、日本の使用は反対です。
最近はこのような失敗もなくなりましたが、以前は日本に着きすぐに運転を
するときはなるべく気をつけるようにしていました。

一回失敗すれば2回は同じことはしませんでしたし、このような失敗をするのは
車が他に一台もいないときなので、今は笑って言えますけど・・・。
それにしても習慣というものは恐ろしい。
それともこのような失敗をするのは、ただ単に私がドジなのでしょうか??

でも子供達もしばらくすると日本の信号にも慣れて、子供達の目の前を車が
勢いよく通り過ぎることはなくなりました。
信号が青になっても、必ず左右を見るようになりましたので、フランスに
帰ってきてもこの習慣がまだ残っていますが、多分すぐに元に戻ると思います。

というのもフランスに帰ってすぐに車を運転しても、日本のように反対車線を
走ることはありません。
やはり住み慣れた環境では、意識をしなくても体が覚えていてすぐに直るようです。


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