発行周期:週刊                              第16号              

・・・・・ なんでこうなるの??・・・・・


概要

フランス在住の著者が、国民性の違い、習慣の違いから起こるハプニング、
日常の生活の中で思ったことを、独断と偏見をまじえてここに公開。
日本の常識は、通用しません。

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フランスの夏

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やっと夏到来となりました。
つい1週間前までは、長袖を着ていたのに半袖を着る時期もなく、
いっきょに夏の暑さとなりました。

各家々でも子供がいる家は簡易プールを出し(空気を入れて膨らませるプールですが、
皆結構大きなものを持っています)、昼間はあちらこちらから子供の遊び声と共に、
水の音が聞こえます。
もちろん庭にプールを作っている家もありますが。
お昼はあちらこちらからバーベキューの煙と共に、美味しそうな匂いが漂ってきます。

窓を開け放っているので、お母さんの子供を叱る声もまた子供の泣き声もつつぬけ。
気をつけなければなりません。
わかってはいるのですが、そういつも気をつけてはいられないので、
怒った後で、「あ、今の声は聞こえただろうな」と後悔することもしばしば・・・。

夜は10時頃まで明るいので、あちらこちらから話声も結構遅くまで聞こえてきます。
うちの傍では恒例の声も聞こえてきました。
この声は近所では有名です。
「早くカカ(うんO)をしなさい!」 「ほらカカをして」とだいたい夜の8時頃に聞こえてきます。

じつはこの声は犬の飼い主の声で、自分の犬を庭に出し毎日言っています。
犬もそう簡単にはカカが出来ないようで、30分位はこの声が続きます。
犬も大変ですが、飼い主も根性です。

ただこのにぎやかさも学校が終わる7月上旬まで。
学校がバカンス(夏休み)に入ると、あたりはとても静かになります。
皆、待ってましたとばかり荷造りをしてバカンスに出かけて行きます。
たいていは2,3週間ですが、1ヶ月以上バカンスを取る人もいます。

そうすると泥棒たちが活躍します。
1日中窓が閉まっているので、留守かどうかは一目瞭然。
前もって下調べはするようです。

去年は近所で5件も入られました。
帰ってきたら家の中はめちゃめちゃ。
バカンスの楽しさもどこへやら、後片付けで大変だったようです。

私の知っている日本人の家にも入られたようですが、
家の中はめちゃめちゃだったにもかかわらず、
テーブルの上の現金は取られていなかったようです。
それというのもしまい忘れたらしいのですが、現金を日本ののし袋に入れて
テーブルの上に置いておいたそうです。

泥棒もまさか簡単な袋に沢山の現金が入っているとは、思わなかったのでしょうね。
それもテーブルの上に置きっ放し。
他のものはとられたらしいのですが、現金は無事だったと聞きました。

フランス人は普通でもあまり沢山の現金は持ち歩きません。
買い物は殆どが小切手かカードです。
家の中にも大金は置いておきません。
現金が沢山必要になるときは、その都度銀行へ行きます。

ですから泥棒に入られても、大金を盗まれたという事はあまり聞きませんが、
後の始末は大変ですよね。

これからまた楽しいバカンスの季節、そして泥棒たちが活躍する季節、
今年はどうなるでしょうか?

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