発行周期:週刊                              第12号              

・・・・・ なんでこうなるの??・・・・・


概要

フランス在住の著者が、国民性の違い、習慣の違いから起こるハプニング、
日常の生活の中で思ったことを、独断と偏見をまじえてここに公開。
日本の常識は、通用しません。

★☆★〜〜〜★☆★〜〜〜★☆★〜〜〜★☆★〜〜〜★☆★〜〜〜★☆★

スパゲッティパーティー

★☆★〜〜〜★☆★〜〜〜★☆★〜〜〜★☆★〜〜〜★☆★〜〜〜★☆★

主人の友達から、スパゲッティパーティーの招待を受けました.
お天気も良くなってきたし、スパゲッティでも食べながら楽しみましょうとのことです。
総勢13人だそうです。

スパゲッティのソースは前もって作っておけると思いますが、
13人分、大変な量です。
また13人分のスパゲッティを一度にゆでるのは、相当大きな鍋でもないとちょっと無理ですが、
私はスパゲッティが大好き。どんなスパゲッティが出るのか興味深々。

招待を受け当日ワインを持って出かけました.
夕方7時から始まるとのことでした。
また人数が増えて全員で17人になったということです。
テラスは全員が座れないので、家の中で食事をすることになったのですが、
中はとても広く、オープンキッチンになっていました。

もとは小さな台所とその隣に食堂、そしてサロンと部屋が分かれていたらしいのですが、
一部屋自体が狭く、不合理だということで壁を全て取り壊したようです.
そのため台所と食堂が一部屋となり、台所で食事の支度をしながら食堂にいる人達とも
おしゃべりをすることが出来ますし、とても広くなったようです。

隣はサロンで、仕切りとして壁を少し残しておりソファーが置いてあります.
サロンでゆっくりしていても、おしゃべりに加われますしとてもいい感じです。

まずはアペリティフ(食前酒)です。
子供達はジュースを飲みながら、スナック菓子をつまみます。

おしゃべりがある程度すむと、奥さんが「今日はスパゲッティ・ボロネーズ(ミートソース)、
お肉はソースの中に入れてもいいかしら?嫌いな人はいない?」と聞きました.

一瞬、エッ!と思いました.
ソースはもう作ってあるとばかり思っていたからです.
それに今から作っても味が馴染むのかな?とちょっと疑問・・・

また今から作るんでは大変だろうと思い、「手伝いましょうか?」と聞きました.
すると「ソースは買ってあるし、肉を入れるだけだから大丈夫よ。有難う。」と
返事が返ってきました。

少しすると台所から「ゴボ、ゴボ、ゴボ」という音が聞こえてきました。
鍋にビンのソースを入れる音、見ると市販のソースです。
その中に挽肉を入れるのでしょう。

その後は、ビリビリッと袋の切れる音、スパゲッティの袋でしょう。
私はテーブルの端だったので、台所の様子がよく見えます.
スパゲッティではなく、タグリアテルでした。
タグリアテルとはご存知の方もいらっしゃると思いますが、薄く平らな麺で渦を巻いています.
鍋にいれるにしても麺がお湯から、はみ出してしまうことはありません。
底があまり深くなくても一度に平均に茹でることが出来ます.

でも・・・!!。
鍋はそれほど大きくはありませんが、次々と袋を破っては入れていきます。
「あの鍋でこんなに茹でることができるのかな?」とちょっと疑問。
お湯のふきこぼれる音、お湯を足す音。
今日のスパゲッティはあまり期待しないほうがいいみたい・・・。

「さあ、出来たわよ!」とお皿に盛り付けられたスパゲッティは???
麺はグチョグチョ。(いい表現ではありませんが、他に言いようがありません)。
というのも、最初に子供達、次に男性(レストランでは、レディファーストです)とよそっていき、
女性は最後だったので、麺は下のほうはつぶれておりグチョグチョになってしまったわけです。
ソースはご想像におまかせします。

以前、御主人がイタリア人の家庭に招待されたことがあります。
御主人自らスパゲッティを作り、スパゲッティのソースはこれも御主人が前日から、
こしらえていた物です.
本当に美味しくおかわりをしたかったぐらいですが、これは前菜。
あまり、はしたないまねも出来ません。

ただスパゲッティが出てきたら、おしゃべりをしててもすぐに食べなければなりません。
御主人いわく「のびたスパゲッティほどまずいものはない。目の前に置かれたら
すぐに食べるべし!」
せっかくちょうどよくアル・デンテ(固め)に茹でたスパゲッティも、
おしゃべりに夢中で食べなければまずくなります。

ですから御主人が招待する人数も決まっています。
最高5人迄。まず自分の家族が3人います。
招待客を入れて8人となります。
それ以上多くなると、スパゲッティを茹でるにしても鍋が無いし、
お皿に盛り付けている間に、スパゲッティがのびてまずくなってしまうそうです。

スパゲッティを盛り付ける時は、真剣そのもの。
なるべく早く盛り付けないと、スパゲッティがまずくなります。
食べる方も気合いを入れて、食べなければなりません。
でもあのスパゲッティは、本当に美味しかった。
今は残念ながら引っ越してしまったので、味わうことができませんが・・・。

と、前のことを思い出しながら全部たいらげました。
招待をされていますし、残すのはあまり礼儀としてはよくありません。

その後、タルト(パイ)を出してくれましたが、これは美味しくいただきました。


◇◆◇スフラーノからのお知らせです。◇◆◇

6月1日より、全店オール半額セールを行います.   
全て現在の価格の半額です。

在庫数に限りがありますので、お早めにどうぞ!!


http://www.sufrano.com     ヨーロッパのファッション   スフラーノでした。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

メルマガホームページ
http://www.sufrano.com/magu.html

こちらから登録、解除もできます。
この前のお話を知りたい方も、どうぞ!!