発行周期:週刊                              第10号              

・・・・・ なんでこうなるの??・・・・・


概要

フランス在住の著者が、国民性の違い、習慣の違いから起こるハプニング、
日常の生活の中で思ったことを、独断と偏見をまじえてここに公開。
日本の常識は、通用しません。

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フランスのクロワッサンとスイスのクロワッサン

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我が家では朝食はいつもシリアルなのですが、この前久々にクロワッサンと
パン・オウ・ショコラの朝食となりました。
フランスでは毎朝出来立てのパンを買いに行きますが、パンを買いに行くのは子供を学校に
送りに行ったその帰り。
当然朝食には間に合いません。

たまたま朝早く出かける用事があり、その帰りにクロワッサンとパン・オウ・ショコラを
買ってきました.
もちろん子供達は大喜び。

クロワッサンも最近は2種類あって、マーガリンで作った軽いクロワッサンと従来の
バターたっぷりのクロワッサンがあります。
家ではバターたっぷりのクロワッサンが好みなので、このクロワッサンを買ってきました.
子供達はどちらかというとパン・オウ・ショコラが好みです。
ちょうどパイのように何層もに分かれたパンの中に、チョコレートが入っています.

いつもは時間がかかる朝食が、あっという間に終わりました.
美味しいものは食べるのも早いです。
さすがにフランスのクロワッサン、またカフェ・オーレによくあいます。

たまにスイスでクロワッサンを食べる時があります。
最近はホテル、パンやさんによっては、美味しいフランス並みのクロワッサンを出すところも
ありますが、やはりまだまだ、従来のかさかさのクロワッサンが多いようです。

なぜスイスのクロワッサンは美味しくないのでしょう?
これは国民性からきているものなんです.

フランスはグルメで有名なように、食の国です。
また農業国でもありますから、小麦粉も沢山あります。
スイスは殆どが荒れ果てた土地、殆どは輸入に頼っています。

昔戦争が行われていた頃、小麦粉はひじょうに重要な食物でした。
スイスは国民の食料保存のため、新しく入ってきた小麦粉はまず地下の倉庫にしまい、
古い小麦粉を町へ出荷していたわけです。
スイスの倉庫にはもし食料が他から一切入らなくなっても、国民が3年間は食べられるだけの
食料があったそうです。

反対にフランスは美味しい小麦粉はまず自分たちで食べ、古くなった小麦粉を、
他の国にまわしていました。

今はもちろん戦争はありませんし、スイスは永世中立をうたっていますが、
そのときの名残りが今もあるような気がします。

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